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COTTON USAが Life Materials 社CEOのTom Ellefsen氏のインタビューをお届けします。

グローバル

Life Material Technologiesは、テキスタイル、コーティング、セラミックス、製紙などのメーカーが使用する抗菌添加剤、処理剤を開発・製造する企業です。

Life Materialsが100%天然の植物由来の処理剤をテキスタイル、特にタオルに付加して微生物の臭気を抑制する方法について、CEOのTom Ellefsen氏に伺います。

この革新的なタオルは先日のハイムテキスタイルおよびインターテキスタイル上海にてCOTTON USATMと提携のもと展示されました。このイノベーションと、それが消費者、環境にもたらすメリットについての詳細は、Ellefsen氏のインタビューをご覧下さい。

御社のテキスタイル技術についてお話しいただけますか?

我社の主要イノベーションはコットン素材の為の臭気抑制です。臭気抑制技術はかなり以前からあり、そのメカニズムは臭気の原因となる細菌の繁殖を阻止するというものです。このタイプの臭気抑制処理には通常、銀や亜鉛、ときに銅といった重金属、あるいは化学物質が使われています。

消費者は臭気抑制を求め、細菌を嫌う一方、化学物質も好きではありません。ですから、我社のイノベーションではペパーミントの天然植物抽出物を使用しています。ペパーミントオイルやペパーミント抽出物には非常に強い抗菌作用があります。我社はこれを耐久性のあるバインダーシステムに入れてエグゾーストフィニッシングを使ってコットンに定着させました。また、パッド仕上げを使えば、ベッドシーツのようなものに定着させることもできます。

そして一度テキスタイルに定着させれば、そのテキスタイルでは臭気の原因となる微生物の繁殖が抑えられます。この臭気抑制効果は洗濯回数で最大50回まで持続します。これは業界最高レベルに並ぶものです。
このように我社の商品は効果と耐久性に大変優れ、なおかつ非常に低コストです。そして何より、これが地球環境を守ることに少しでも貢献する地球に優しい製品であるという点です。

この革新技術の最大のポイントはどのようなものでしょう?

カギとなるポイントは臭気抑制というごく一般的な機能を取り上げ、その欠点であった化学物質を排除したことだと思います。そして植物由来の臭気抑制ですので地球に優しいことと臭気抑制を両立しています。

消費者にとってこの商品の最大のメリットは何だとお考えですか?

そうですね、消費者は不快なにおいのある服を本当に嫌いますから、その点ですぐにメリットが得られます。

しかし、もう少し言えば、より奥深いメリットもあります。例えば、タオルからイヤなにおいがしていないのであれば、1日、2日長くタオル掛けに掛けっぱなしにするということもあります。つまり、洗剤や水の使用量が少なくて済み、洗剤や水を多く使いたくないと考える消費者にとってはまさに間接的なメリットとなり、それこそ意義深いメリットと言えます。さらには環境にとっても大きなメリットとなります。
御社のCOTTON USA™とのパートナーシップについてお話しいただけますか?

今回はじめてCOTTON USAと共に我社の技術の宣伝を行いました。このような革新的テキスタイル技術グループに参加することは非常に素晴らしい体験となりました。コットンに有用な専門外の補完的技術について多くのことを学ぶことができ、とても有意義でした。

当然ながらCOTTON USAは世界中に驚くべきネットワークを構築されており、その関係各社をご紹介頂き、潜在的な顧客といくつかの素晴らしい関係を結ぶことができました。ですから、我社にとっては極めて有効な関係であり、同様にCOTTON USAにとっても有意義なものとなっているよう願っています。

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