Buhler Quality Yarns、Cap Yarns、CCW、Contempora Fabrics、Cotswold Industries Inc.、Frontier Yarns、Hamrick Mills、Inman Mills、Parkdale Inc.、Swisstex Directが、完全に透明なサプライチェーンを実現するためにトラスト・プロトコルに加盟しました。
テネシー州メンフィス (2020年12月14日) – U.S.コットン・トラスト・プロトコルはアメリカのテキスタイル製造業者10社(Buhler Quality Yarns、Cap Yarns、CCW、Contempora Fabrics、Cotswold Industries Inc.、Frontier Yarns、Hamrick Mills、Inman Mills、Parkdale Inc.、Swisstex Direct)をメンバーとして迎えました。U.S.コットン・トラスト・プロトコルのメンバーになることにより、これらの紡績会社やメーカーは、よりサステナブルな方法で栽培されたコットンを調達しようとするアパレルブランドや小売企業に対し、承認されたサプライチェーン企業であるということを証明できます。
U.S.コットン・トラスト・プロトコルのプレジデントであるGary Adams博士は次のように述べています。「トラスト・プロトコルによって私たちが目指していることの一つは、アパレルブランドや小売企業がより自信を持ってアメリカ綿を自社の原料調達の選択肢に加えられるようにすることです。計測と外部検証を重視することにより責任ある方法で栽培された高品質な綿花を使用し消費者が信用できる製品を作っているという自信と信頼をアパレルブランドは持つことができます。私たちは、これらのアメリカのテキスタイル製造業者がトラスト・プロトコルに参加したことをうれしく思います。なぜならこれにより、長らく求められてきたサプライチェーンの透明性が促進されるとともに、アパレルブランドや小売企業はアメリカで製造された綿製品を使用することによって、ここアメリカで透明かつ信頼できるパートナーを選ぶことができるようになるからです」
トラスト・プロトコルのメンバーとなった紡績会社やメーカーは、トラスト・プロトコルのクレジットシステムにアクセスして、綿花と関連クレジットの消費を認証することができます。独自のクレジット計算システムと恒久ベールID(PBI)システムの組み合わせにより、アパレルブランドは最終製品に至るサプライチェーン全体で透明性を確保することができます。
トラスト・プロトコルは、Cotton 2040のCottonUpガイドに掲載されており、また170を超える参加アパレルブランドや小売企業がテキスタイル・エクスチェンジの素材切替指標プログラムの一環として選択できる36種類の推奨繊維・素材のリストにも入っています。さらに12月には、Gap Inc.がその総合サステナビリティ戦略の一環として2025年までにサステナブルなコットンの調達を100%にするというコミットメントを達成するためにトラスト・プロトコルに加盟したことを発表しました。
U.S.コットン・トラスト・プロトコルについて
サプライチェーンに対する監視の目が一段と厳しさを増し、透明性を求める声が一層強まる中、U.S.コットン・トラスト・プロトコルは、よりサステナブルな栽培による綿花の新しい基準を設定しています。責任ある綿花生産に、定量化と検証が可能な目標及び計測を導入し、主要なサステナビリティ指標において継続的改善を進めます。
トラスト・プロトコルは、高度なデータ収集や外部の第三者機関による検証を通じてアメリカ綿の進捗状況を裏付け、立証します。トラスト・プロトコル綿を選択すると、アパレルブランドや小売企業は、自身のサプライチェーンに使用される綿繊維がよりサステナブルであり、環境および社会的リスクが抑えられているという確証を得ることができるほか、フィールドプリント・カリキュレーターを使って計測され、コントロール・ユニオン・サーティフィケーションズによって検証され、フィールド・トゥ・マーケットによって証明されたアメリカ綿のサステナビリティに関する認証情報が入手できるようになります。
U.S.コットン・トラスト・プロトコルは、アパレルブランドや小売企業、市民社会、外部のサステナビリティ専門家、および栽培農家、繰り綿業者、綿花商、卸売業者、協同組合、紡績会社、綿実取扱業者を含む綿花業界の代表など、複数の利害関係者で構成される理事会の監督下に置かれています。
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