国際綿花評議会(CCI)では、eコマースにおいて優位に立つための新しい手段を探しているアパレルや小売業のために、「COTTON USA バーチャル下げ札」を開発し、全世界のCOTTON USAライセンシーのECサイトでの導入を推進しています。
このほどバロックジャパンリミテッドの「AZUL BY MOUSSY」の多くのアイテムに、日本で初めてバーチャル下げ札が導入されました。
バーチャル下げ札は、COTTON USAライセンス商品掲載ECサイト上で、商品説明の上にカーソルを移動させるとCOTTON USAタグが自動でポップアップ表示され、さらにマークをクリックすると、約30秒の動画が再生され「アメリカ綿の責任ある綿花生産の様子」や「製品が高品質でサステナブルな原料を使用している」ことが紹介される仕組みです。
多くの消費者が、「品質とサステナビリティ」に関心を持っている昨今、このシステムの導入で、商品に高品質でサステナブルな原料が使用されていることを広くアピールすることができます。
COTTON USAの調べでは、バーチャル下げ札の導入によって、①商品が高い基準を満たしていることを、簡単に視覚的に訴えることができ、わかりやすい情報が買物客に好まれる、②「カートに入れる」率とコンバージョン率(CVR)をアップさせる可能性がある、③消費者が商品サイトから離れることなく、情報提供によって購入を即すことができる可能性が高いという結果が出ています。
バロックジャパンリミテッドでは、「サステナブルな取り組みを行っていることをより多くのお客様に伝えるべく、ECサイトでの新たな伝え方として採用しました。バーチャル下げ札と動画をご覧になったお客様が、COTTON USA素材の導入を通じて、商品に高品質でサステナブルな原料が使われている事をわかりやすく理解して頂けると思います。今後さまざまな品番への添付を考えています」と語っている。
さらに同社のECサイト上には専用バナーの掲載も予定され、今後このマークを積極バーチャル下げ札導入ページ的に活用することで、「店頭とECサイトを通じ、サステナビリティに配慮している姿勢を消費者にアピールしたい」としています。
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