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U.S.コットン・トラスト・プロトコルとTextileGenesis™ が提携を発表

北東アジア

6つの主要サステナビリティ指標について農場レベルのデータを収集する科学に基づく新しいサステナビリティプログラムであるU.S.コットン・トラスト・プロトコルは、比類ないサプライチェーンの透明性を提供することでプログラムの価値をさらに高めることを発表しました。アパレルブランド、小売メンバーに対しサプライチェーンの可視性を高めることの重要性が高まる中、U.S.コットン・トラスト・プロトコルは、サプライチェーン全体に完全な透明性を提供する世界初のサステナブル綿繊維としてTextileGenesis™プラットフォームを利用することにしました。

メンフィスを拠点とするテクノロジーパートナーであるThe Seam LLC.が開発した既存のプロトコル・プラットフォームとTextileGenesis™プラットフォームを組み合わせることにより、プロトコル・クレジット管理システム(PCMS)は、完全なるサプライチェーンメンバー間のプロセス全体における製品レベルの取引を把握・検証し、アメリカ綿繊維の移動を記録・検証します。最終製品が納品されると、アパレルブランドおよび小売メンバーは、プロトコル・クレジット(プログラムの下で生産された物理的な綿花に相当するデジタルトークン)を請求し、それに対応し、参加農家のサステナブル農業慣行と環境指標に関するサステナビリティ貢献を示すことができます。

2021年6月初旬に複数のアパレルブランド、メーカーでテスト運用が行われ、2022年初頭にプロトコル・クレジット管理システム(PCMS)の本格展開を予定しています。

トラスト・プロトコルのメンバーは、2020年の開始以来、アパレルブランド・小売、紡績・メーカー計300社を超えています。トラスト・プロトコルは、170を超えるアパレルブランド・小売が参加するテキスタイルエクスチェンジが提供する36の推奨繊維・素材リストに含まれています。また、フォーラム・フォー・ザ・フューチャーが推進するCotton2040のCottonUpガイドでも紹介されています。